91%日記

日々頭の中で行っている会話の言語化です

メンタルヘルスをやっちまったのに休職が許されなかった

はじめに

メンタルヘルスをやっちまった系の話はこちら↓

dakaradoushita.hatenablog.com

dakaradoushita.hatenablog.com

 

2020年11月から心療内科へ通院をはじめ、当初仕事お休みしたほうがいいですよの紙(2500円)をもらったわけですが、私も会社も「ゆーていけるッショ」の精神で仕事をお休みせず出社を続けています

 

というか、通院を始めた時点では本当に自分のことが何もわからない、休んだほうがいいのか休まなくても大丈夫なのか

よくわからないけどお金がないから働かなくちゃ…って感じでした

 

ちなみに私は500円玉貯金が趣味で別にそんなにお金がないわけではなかったはずなんですが、なんだかんだ補助が出たとはいえ入社してから1年で遠方へ引っ越しをしてそこで運転免許を取って、、とお金がかかるライフイベントが重なっていてなんとなくニートになるには心もとない残高だったように思います。

 

貯金ができた

 

そんな私でしたが、昨年11月から2回のボーナス支給と月々のこまごま貯金で、1回目の記事でも話題に出したような気がしますが、一番ネックになっていた奨学金の返済を終えるだけの貯金ができました

 

通院を始めた当初は言葉で言うと昔の哲学者みたいですが「死は救済」でした

なので奨学金という借金が返し終えるだけの貯金ができたら死ぬか~みたいなふわっとした心境で生きていましたが、ちょっと落ち着いてきて実際に貯金ができてみると

 

  1. 死ぬ
  2. 仕事やめて生きる

 

という選択肢がふわっと生まれ、ふわっとあ~ほいじゃ仕事辞めるか~というふわっとした気持ちに変わりました

 

抗うつ剤のすばらしさを改めて実感しました。ありがとう科学の力!医療の進歩!

 

 

病院で相談してみた

 

8月頭の通院時のこと

私が退職について考えてることを切り出す前にお医者さんから抗うつ剤の増薬をすすめられました

 

7月後半から仕事を週1~2回休むようになってしまっており、そのことも併せて退職も検討してます、とお医者さんに相談したところ、いったんお休みされては?と提案してもらいました

 

正直なところ、数か月休んでも同じところで同じ人と同じ仕事をしに戻ったら同じなのでは?と思って休職よりは退職かなあと漠然と考えていたのもあり、上司と相談します、と言って増えた薬の処方箋をもらって帰りました

 

通院を始めた当初はなんとか仕事をつづけながら治療したいと思っていたので病院側にもその気持ちを汲んでもらっていました

もしお休みしたい、退職したいと思っているならサポートしますよ~と言ってもらえたので、とりあえず次の診療までは何とか耐えよう、お盆休みもあるし

と思って8月初週は5日出社しました ちなみに7月20日から今日まで一週間フルで出社できたのこの週含めて2回だけ!えへ!

 

上司に相談してみた

 

なんやかんやでお盆明け、上司に明らかに何かありそうなメールを書きました

※上司とは働いている場所が違うので基本連絡はメールか電話です

 

--------------------------------------

上司さん

 

お疲れ様です。

お忙しいところ恐縮ですが、体調についてご相談させていただきたいので、近日中にお時間頂けませんでしょうか。

休みが増えていて大変ご迷惑をおかけしております。

 

よろしくお願いいたします。

 

(署名)

--------------------------------------

 

みたいなかんじ

 

メールの2日後に面談をしました

私の基本スタンスは「休みたい!無理ならやめたい!」に尽きるんですが、絶対面談になったらまともに話せないだろうなと思っていたので話始めは一言一句あんちょこを用意して上司にばれないように読み上げました。ウケる

 

  • 最近体調が悪いです
  • 時期を見てまとまったお休みが欲しいです
  • 出社で精いっぱいです
  • 出社できない日は天井を眺めてたら一日終わってます
  • 親・きょうだいには退職をすすめられています

 

みたいなことを言って、上司からは通院の状況・食欲・睡眠について・ぶっちゃけ何が一番しんどいの?とか聞かれた気がしますがあんまり覚えてません…てへへ…

 

一つ明確に覚えてるのは、「通院始めてからの9か月、だましだましで頑張らせすぎたと思ってる」と言われたことです。あ~わかってもらえてたんだ~ってちょっと安心しました

 

とりあえず最初に診断書を渡したときと同じでいったん偉い人達と相談するので持ち帰ります、と言われて面談終了です

 

休職を断られる

 

面談の翌週

上司がやってきてお昼に誘われたのでのこのこ一緒についていきました

 

朝から、今日こそはいつから休職に入れるか答えてもらえるかな!!??とソワソワだったんですが、食事のあと上司から話がありました

 

  • 休職はできない
  • どうしても休職したかったらもっと大きい病院の診断書を持ってきて(いま通院しているメンタルクリニックの診断書はすでに渡しています)
  • あと半年だましだまし耐えてほしい、4月には異動させる
  • 戦力になる若手として期待してるから頑張ってほしい
  • 辛いのはわかってるけど通常業務もこなしてほしい

 

あまりにもショックで自分でもびっくりするくらい上司の前で泣いてしまった

メンタルヘルス不健康期間が長いので音もなく顔をゆがめることもなくただ涙を流すという号泣の仕方を身に着けていたためか、上司はしばらく私が泣いていることに気が付いてなかったと思います

 

父が作ってくれた布マスクに涙がしみ込んで重たくなりました

 

 

その後のわたし

 

相変わらず仕事は週に1~2回休んでいて、今日も実は休んでいて、それも午前休しますって言って一回寝て起きたら17時だった 笑えない

 

とにかく休めないなら辞めるか休めるように大きい病院とやらの診断書を持っていくしかない、と思ってとりあえずいま通院しているメンタルクリニックから紹介状をもらってきました

 

ちなみにセカンドオピニオンって3~5万くらいかかるんだぜ…保険きかないから自費なんだぜ…

 

もう辞めちゃってもいいんですけど、今の仕事にというかこの業界に未練があるから決心がつかないです

好きって絶望だよねって桜庭一樹のなんかで読んだ言葉だと思いますが、本当にその通りだなと思います

 

大きい病院の予約も取れたのでとりあえずそれまではまただましだまし、自分の心身に嘘をつきながら生きるしかないですね

 

 

というか、メンタルクリニックの診断書でなんで休職が許可されないのかが本当に理解できない

別に労災にしようと思ってるわけじゃないし会社になんか請求したいとか訴えてやるとか思ってないのでとりあえず1か月くらい休ませてほしい…

 

いろいろと相談している友人には「なんだかんだまじめに働いてるから大丈夫だと思われてるんじゃない?職場で急に慟哭してみたら?」と言われてなるほど…私がとてもまっとうな人間だから病状を甘く見られているのか…と納得しました

 

 

ちなみに最近一番困ってるのは物忘れと睡眠です。

さすがに私用携帯と社用携帯を2日連続で落とした翌日に出先のトイレにポーチ忘れてきたときは自分がまったく信用できなくなったし、本当に最近睡眠が下手で自分が今起きてるのか寝てるのかがわからない瞬間がたまにあるので車の運転禁止しました

 

どこ探してもメンタルヘルスをやっちまっているのに休職が許されなかった仲間がいなくて寂しい