91%日記

日々頭の中で行っている会話の言語化です

絶対的な特別扱いと相対的な特別扱い

【女性だから】

わたしは【女性だから】という理由で奢られるのがものすごく嫌いである

嫌いというより、主義に反するという言い方のほうが誤解を招かないかもしれない

 

【女性だから】という理由で奢られると、生物的に劣っていると思われるとかそういうジェンダー的に非常に高尚な思想があるからではなくて

単純に【女性だから】という理由で男性に奢ってもらえると思っている女がこの世で一番嫌いだからだと思う。自分が嫌いな女になりたくなのでわたしは【女性だから】という理由では奢られたくない

 

本当に男性に生まれなくてよかった

男性だったら【女性だから】という理由で女性に何か奢らなければならない場面があったかもしれない。そして嫌いな人が増えていたかもしれない。

 

逆に相手が【女性だから】という理由で奢りたがる男性がいるのも確かで、そういう男性が相手だとわたしはとっても生きづらい

 

特に「女の子にお金出させるわけにはいかないよ」みたいなことを言われると、ものすっごくカチンときてしまう

この「女の子」って言い方は全世界の女の子&Girlが金銭的に自立していないような、世間の大人の男性の庇護下にいるような感じがして本当に嫌い

わたしは大学に入って、精神と生活を自立させようと頑張って5年目、社会人になったのだ

世間の大人の庇護下にいたくなかったから社会人になって、そして世間の大人の仲間入りをしたのに、そんな謂れをされたくない

 

 

世間の男性の皆さま、わたしには【女性だから】という理由で奢らないでください

【後輩だから】【年下だから】ならまだ納得いくけど、【女性だから】だけはやめてください

 

 

奢られる

 

こんなことを言っておきながら入社して2か月と少し、マジで奢られっぱなしなのである

昨日と今日もちょっと課長クラスのおじさんたちと外出して製品の検品に行ってきたのだが、その昼食とおやつを奢られてしまった

 

そこで気持ちが良かった部分は、御礼を言いに行ったときに

「別部署の研修中なのにお手伝い来てくれてありがとうね」

と言われたことだ

 

課長クラスのおじさん、みんなとっても偉いのにわたしにお礼を言ってくれるし、その代償としてお金を出したというスタンスで双方が気持ちよい結果になっていて本当に素敵

 

というか、新人はマジで奢られっぱなしなので未来の社会人諸君楽しみにしていて

2年目以降はそうもいかないと思うけど、実はわたし、奢るのは大好きなのである

 

奢りたがり

 

22歳で就職、世間から見るとかなり一般的だと思う

ただ、わたしのまわりはたくさん大学院に進学しているし、浪人した昔の同級生だっている

 

社会人同士だったらまだしも、そうして学生として過ごしているみんなとわたしは金銭的な面であまり対等だと思わない

それはわたしが社会人になってとても金銭的に余裕が生まれたからだと思うけど、学生さんとわたしが遊ぶのに、「あいつと遊ぶと金がかかるので遠慮したい」とか「金欠なので遊べない」とか、言ってほしくない

 

学生時代、何度も「遊びたいけどお金がない」を繰り返したのも関係あるかも

 

 

さすがに全額は無理かもしれないし、社会人が1人に学生さんが何人もいたりするとキツイかもしれないけど、でも完璧な割り勘をしたりはしないから、学生の皆さん、お金なくてもわたしと遊んでね

 

めんどくさい女

 

わたしはめんどくさい女なのである

 

【女性だから】という理由で奢られるのは嫌いだが、「女性だから奢りますよ」という姿勢は好き

22年間の人生で、女性扱いされたことが一般的な女性よりずっと少ないと思う

女性扱いされるのと良しとしない主義なので別にそれは自業自得なんですが(それはそう)、自分のことを女性扱いできないまま大人になってしまったので、他人に女性として扱われると、あ、わたしって女性としての価値があるんだ、と自己肯定感が生まれる

 

でも奢られるのは嫌いなので、できるだけきっちりお支払いはしたい

 

 

本当にめんどくさい女だなあと自分でも嫌気がさす

 

絶対的な特別扱いと相対的な特別扱い

こういうのは「絶対的な特別扱い」なのでは?という話をラブホ女子会中にした

 

「奢る」とか「手をつなぐ」とか「愛の告白」とか「花を贈る」とか、そういう行動を伴って現代の日本において大部分が特別扱いとみなす行為が【絶対的な特別扱い】

 

「(普段は連絡無精だけど)きちんと連絡をやりとりする」とか「他の人より優しくする」とか「話すときに笑顔になる」とか、個人的な背景や過去の経験からは特別扱いと分類されるけど、他人から見ると特別扱いじゃない場合もある行為は【相対的な特別扱い】

 

こうやって分類すると、【絶対的な特別扱い】と【相対的な特別扱い】の差は歴然である

 

わたしの周り、結構交際を始めても【相対的】から動けない男性がいるような気がする

「普段はLINEとか返さないけど彼女は特別めっちゃ返してるよ」

だとか言われても、いや彼女は彼女の立場でしか物事見れないよ?当たり前じゃん?彼女は彼女の尺度で「彼氏、LINEの返事マジ遅いんだけどムカつく」みたいな相談を同性の友達にしてるかもよ?

 

それでもうかうか「彼女には(俺的に)めっちゃLINE返してる」ってアホみたいに惚気顔で周りに言えるの?って話

【相対的】に彼女のことを大事にしても彼女からしたら結論は違うかもしれない

 

 

逆にわたしの周りの女性たちは交際を始めてからかなりスムーズに【相対的】から【絶対的】に移行できている人が多い

交際という線引きがかなりしっかりしている印象で、それは尽くすとかそういうこととは違うんだけど

 

なぜか昔から、女性が男性に愛想をつかしてしまうという描写が多いのはこれが問題なのかもしれないな、と思ったりする

 

 

【相対的】と【絶対的】を賢く使い分けないと、人間関係、うまくいくこともうまくいかない

 

 

まとめ

 

あまりにも【絶対的な特別扱い】を受けたことがなくて例が全然浮かばなかった

めんどくさい女っぽさがくさい

 

 

ちなみに、今日sex and the cityのシーズン6を見終わったところなので急に恋愛コラムみたいな文章を書いてしまいましたが、いやマジで普通に号泣してさすがだわって思いました

 

 

あんまり偉そうなことは言いたくないけど、ちょっと交際相手とヤバいなあって雰囲気になったら積極的に【絶対的な特別扱い】を行うといいと思います

 

あと後輩のみなさんと遊びたいので積極的に奢られに来てください

 

 

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まじまとまりがないので最近自分のお金で食べたおいしいものを貼っておきます