メンヘラセカンドレイプに気を付けて
はじめに
メンタルヘルスを病んで(2019年11月から精神科への通院開始)
なんやかんやあって休職して(2020年10月から2021年1月)
なんやかんやあって異動しました(2021年4月)
営業→内勤です
腰の腰痛が痛すぎる
ヘルニアになりかけている?すでに手遅れ?という身
メンヘラセカンドレイプに遭った
この事象を「セカンドレイプ」と表現したのは友人ですが、復職して、異動してからこんなことがあったという話をします
わたしの休職についてはなんだかんだ社内のいろんな人が知っていて結構びっくりしました
- 営業部の人(わかる)
- 営業部でない同期(まぁわかる)
- 人事の人(わかる)
- 新しく配属になった部署の人(わかる)
- 別部署の人(わからなくなってくる)
- うちに出入りしている輸送業者(わからない)
最後の人に関しては社外の人ですしね…
そういった人々のわたしに対しての態度は大きく分けて3通り
- まったく話題にしない
- 体調を気遣う言葉が2,3言ある
- ものすごく心配される
①は最高、職場にメンタルヘルス不調で休職した人がいても絶対話題にしないでほしい
②もよくある話、これくらいは覚悟できてる
問題は③、そして③亜種
ものすごく心配されるというのは(人それぞれ感じ方はあると思いますが)
「やはり自分は病気だったんだな」という再確認作業を延々とされている状態です
わたしは自分ではあまり病状が悪いと思っていなかったので、「自分はこんなにも心配されるほど悪かったのか…」ってちょっと落ち込みました
あんまり良くはない
ただ、周囲から心配されるということが職務上の負担軽減を約束されたような気分にもなるので悪いことばかりではなかったです
あと、一番困ったのは「俺はお前を心配している!大方のことは知っているが何があったのか、俺のためにお前の言葉で説明してくれ!」というおじさんが数人いたこと
わたしはそれを言われた瞬間にえぇ…とドン引きしてしまい、「アッ体調崩してしばらく仕事休みました…」って一言で終わらせた
それまでまあまあ好きな良おじさんだと思っていたのに、それを言われたところからちょっと気持ち悪い人だなって思うようになってしまった
悲しいね
こうしてわたしのとても辛い体験談を聞き出そうとする行為、これはセカンドレイプ以外の何物でもないね
メンヘラセカンドレイプ分析
「俺はお前を心配している!大方のことは知っているが何があったのか、俺のためにお前の言葉で説明してくれ!」
この言葉(まんま言われたわけではないけど)、どこが気持ち悪いポイントを上げているのか
とりあえず前半後半で分けてみましょうか
前半:「俺はお前を心配している!」
これだけで済んだほうがいい、ここで止めてほしい
後半:「大方のことは知っているが何があったのか、俺のためにお前の言葉で説明してくれ!」
完全に問題はこちら
さらに文言の抜き差し
①:「俺はお前を心配している!何があったのか、俺のためにお前の言葉で説明してくれ!」
②:「俺はお前を心配している!大方のことは知っているが、俺のためにお前の言葉で説明してくれ!」
③:「俺はお前を心配している!大方のことは知っているが何があったのか、お前の言葉で説明してくれ!」
④:「俺はお前を心配している!大方のことは知っているが何があったのか、俺のために説明してくれ!」
こうやったらどれが問題かわかるかと思ったけど、後半の文が入ってる限り全部気持ち悪いな
これを聞いてきた人が実際に何を知りたかったのかはわからないけど、わたしが休職に至った経緯が知りたいにしろ、その時の状況が知りたいにしろ、わたしの病状が知りたいにしろ、
ただ同じ会社に勤めているだけの相手に開示できるものは何もない
ハラスメント的なものの定義たち
だいたいのハラスメント/いじめについては「被害者が不快になったら」という定義が付きますよね
たぶん「俺はお前を心配している!大方のことは知っているが何があったのか、俺のためにお前の言葉で説明してくれ!」って言ってた人もわたしのことを心配していて、口に出すことで自分がわたしの役に立つって思ってくれたんだと思う
それでも不快です
人との関わり方があまりにも難しい
わたしも、自分を心配して発した言葉で傷ついたことで、相手を心配して発した言葉でその相手を傷つけたことがあったんだろうな、と思う
今後も自分が発した言葉で相手をできるだけ傷つけないように生きていこうとすればどんどん人間関係に消極的になるんだろうな、とも思う
これはハラスメントでは?という疑問を持つたびに自分の首をどんどん絞めているけど、自分が様々なハラスメントとハラスメント未満の何かに苦しめられてもう1年半も病院通いをしている、わたしの周りの誰にもこんな思いをしてもらいたくないからどんどん首を絞められようと思う