医療脱毛した
はじめに
医療脱毛した
全身プラス顔、6回レーザーを当てるコースが終わった
常に暇なので6~8週ごとに通い、8か月ほどで終了としました
いつか迷った自分のために思ったことをメモしておきます
結果
ぶっちゃけ毛はまだ生えてます
もとから体毛は濃いほうではないのですが、それでも全体の毛が弱弱しく、密度が減った感じ
体毛って、毛穴って、6回レーザー当てたくらいじゃ全然死なないんだ!生命力
美容クリニックのお姉さんには「あと5回くらい当てたらとってもきれいになりますよ!」っておすすめされたけどやめておきました
よくなかったところ
1回目から看護師さんに身体を触られるのがとにかく苦痛だった
もともとマッサージとか美容院とか、人間に触られるのが嫌いなのをすっかり忘れていて初回から絶望
脱毛そのものの流れとしては全裸で横になり、お姉さんに体中を電気シェーバーで剃毛されながら水性マーカーで印をつけられ、もう一人のお姉さんにジェルを塗られ、レーザーを当てられ、ジェルを拭き取られる
一番くすぐったくて苦痛だったのは水性マーカーでした
自然と体がよじれるのをマスクで隠れているのをいいことに阿像吽像の顔で耐えた
あと全裸であることへの不安感もあった
クリニックで働いているお姉さんたちはプロなので恥ずかしさはなかったが
「もしいま地震が起こったらこの全裸にマスクすっぴんで逃げなければいけないのか…」
「もし今停電が起こったらどのようにパンツを穿けばいいのだろうか…」
とドキドキしながら1時間半レーザーをバチバチ当てられていた
(何回目からか機械が変わって?全身と顔で45分くらいで終わるようになりました。文明すごい)
痛みもありましたが、くすぐったいほうがしんどすぎて覚えてません
毛が極端に薄いところ(顔の産毛とか)と濃いところ(脇とか)は痛みを感じやすいらしいのですが、そこまでの苦痛はありませんでした
でも顔の施術を受けながら「髭の脱毛ってとんでもなく痛いだろうな…」と感じたのは覚えています
髭って濃いし顔は皮膚が薄いし、めっちゃ痛そう
髭が生えてこない顔でよかった
あと嫌だったとかではないんですが、「背中の毛がかなり薄くなってきてますよ!」という声掛けにはなんて答えるのが正解だったんでしょうね…
背中の毛は見えないしわからないので「アッよかったです…」って返してました
よかったところ
とにかくお姫様みたいに扱われるところ
こちらが全裸で横になっているバカみたいな恰好なのに、隣にひざまずいて話しかけてくれたりとか、体に触るときには「失礼いたします」ってうやうやしく言ってくれることとか
レーザーを当てた後の「お痛みはいかがですか?」ってうかがうような声色とか
ちょっと居心地が悪くなるくらいのお姫様の扱いだった
エステとか整形とか、保険外診療の様々にはハマる人ってこういう扱いを受けることに対しての喜びが入口なのかもしれない…って全裸で考えました
あと、なにより毛が減ってよかった
思うこと
なにより毛が減ってよかったと思います
ただ、あまりにもくすぐったいのが苦痛だったし、渋谷のクリニックだったので通うのが若干手間ではありました
こんな辛い思いをしてまで無くさなきゃいけないものなのか、人毛…
脱毛というとよくCMで「きれいなわたしになって自信が持てる!」という謳い文句があるけど、毛がないことときれいなわたしになること、そして自信が持てることは全員に対してイコールではつながらないので切り離して考えたほうがいい
毛が多少減ってもきれいなわたしになれたという感覚はなく、毛を多少減らすために数十万課金しただけのわたしである
ただ、毛が減ることで自分の理想とするきれいさに近付くとか、剃毛による肌荒れがなくなるとか、そういうメリットもあるので費用対効果は人によるだろうな
あと「肌に数十万かけた」という事実がほかのきれいを後押しする場合もある
ニキビが減ったり、メイクののりがよくなる人もいるみたい
わたしは正直そこまでのメリットは感じなかったので6回で打ち止めにし、あとは生えてくるふわふわの毛とともに生きることにします
と、いうか医療脱毛を始める前までは何回でつるつるの肌になれるんだろうとか、何年も通わなきゃいけなくなったら嫌だなとか、そもそも美容クリニックが途中で亡くなったりしたらどうするよとか考えて頭でっかちになっていた気がしますが
一度はじめてしまえば「ま~こんなもんか~」といい意味で諦めもついて自分の体と肌に向き合えたような気もします
結局人に触られるのが嫌で美容院も行ってないし(1000円カットで切ってる)、あんまり美容医療向いてないってことがよくわかった
これは気付きです
いつも血迷わないようにしよう